『龍が如く5 夢、叶えし者』、プロローグと桐生一馬のストーリーを紹介
セガから、2012年12月に発売を予定しているPS3用ソフト『龍が如く5 夢、叶えし者』のプロローグと桐生一馬のストーリーを紹介。
■プロローグ
2010年、極道組織「東城会」と「上野誠和会」との抗争に端を発する一連の事件は、警察上層部による長年に渡っての陰謀が暴かれるという意外な結末により終結した。以来、東城会は六代目堂島大吾の号令の下、組織改革を行い、宿敵でもある関西最大の組織「近江連合」との五分盃を交わすことで、盤石な体制を取り戻しつつあった。しかし......。
ときは流れ2012年12月。七代目近江連合会長、危篤。
近江七代目の死。それは東城会と近江連合との間の平和が終わり、"東西全面戦争"が始まることを意味していた。日本の極道社会全体を揺るがす有事に備え、急ぎ組織の強化を迫られた東城会は、禁断の決断を下す。それは、北海道・名古屋・福岡。地方の巨大都市に根を張る古豪組織と手を組み、"対近江連合"としての組織体を作るという、これまで誰もが成し遂げられなかった壮大な絵図だった。「縄張り」という壁を越えての命がけの盃交渉。しかし堂島大吾は一大戦争回避のため、東城会のプライドをかなぐり捨て、一路福岡へと向かうのだった......。だがその時、すでに仕掛けは動いていた。全国の極道組織を巻き込んだ一大戦争計画。その幕が今静かに開く。"一人の男の死"をきっかけとして......。
東城会という巨大な"山"が動くことで、徐々に目を覚ます「眠れる男」たち。福岡、札幌、大阪、名古屋。それぞれの道のため、方々に散った男たちは、みずからの信念、そしてひとりの少女の「夢」のために、再び"戦いの渦"へと飛び込んでいく。あるものは「夢」を諦めるため。あるものは「夢」を実現するため。そしてあるものは「夢」を再びとり戻すため......。
四人の男とひとりの少女の「夢」の行く先が交わる瞬間、全国五大都市を舞台に繰り広げられた壮大な事件の裏が明らかになる......。
■桐生一馬
元東城会四代目。かつて"堂島の龍"と呼ばれた伝説の極道。
「桐生一馬」。極道の世界から足を洗った後、最愛の女性・澤村由美の遺児である「遥」とともに、沖縄で養護施設"アサガオ"を営み、子供たちとともに穏やかに暮らしていた。そんなある日、桐生の下を"ひとりの女"が訪れたことがきっかけで、彼はアサガオを去ることになる......。
そしてときは流れ、2012年12月。福岡・永洲街。九州最大の繁華街の片隅に、彼の姿はあった。しかしその姿は、かつての彼を知る者からすれば信じがたいものだった。法を犯さぬよう注意を払い車を走らせ、不逞な客にも頭を下げ、金をもらう。どこにでもいる街のタクシー運転手。それがいまの彼の姿だった。すべては、過去を捨てるため......偽名を名乗り、素性を隠して生きる桐生。しかし街で起こったある出来事が、眠っていた彼の心を再び揺り動かす。
「東城会六代目、突然の失踪」
愛した人間の夢のため、夢を諦め、夢を捨てた男。桐生一馬。孤独という現実の中、直面する"友"の危機。本当の自分とはなんなのか......? 耐えることでしか夢を語れなかった男が、みずからの本性を知った時、再び、伝説の龍となって立ち上がる。
2012年6月 8日 | コメント (0)
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