ソニー、PS3向けCell生産工場を買い戻し
東芝が、高性能の半導体「Cell」を生産する長崎県の工場をソニーに売却する方向で調整していることが明らかになった。売却額は数百億円規模に上る見通し。
とは言ってもこの工場、2008年に東芝がソニーから購入しており、「セルレグザ」に搭載するなど、ゲーム機以外での展開を見込んで生産を続けてきた。ただ、セルレグザは1台数十万~100万円し、生産台数はわずか。ほかに有望な使い道が見つからず、生産撤退に傾いたとみられる。
一方、ソニーは工場の生産設備の一部を、スマートフォン用途などで需要が急増しているデジタルカメラの画像センサー用に切り替え、大幅な増産に乗り出す方針。セルの生産も続け、PS3向けのほか、東芝にも供給する。
Cellは、ソニー、東芝、米IBMが共同開発。
2010年12月24日 | コメント (0)
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