英国国教会がPS3「レジスタンス」販売停止を要求
英国国教会は10日、暴力的なビデオゲームに無断で教会建物の映像を使用したとして、ソニーに対し謝罪と商品の販売停止を求めた。適切な処置が取られない場合は、法的手段も辞さないという。
問題の箇所はPS3「レジスタンス-人類没落の日-」で使用されたマンチェスターの大聖堂。オンライン、オフライン共に遊ぶ事ができるステージで、オンラインでは最大40人で対戦ができる。
Nigel McCullochマンチェスター大司教は9日、英国放送協会(BBC)の番組で以下のように述べた。
「マンチェスター(Manchester)が銃犯罪の問題を抱えていることはよく知られている。ソニーのような世界企業が、この歴史ある大聖堂を本物そっくりに再現し、その建物の中で銃撃戦をさせるなどということは信じがたく、また非常に無責任なことだ」
「われわれは銃犯罪の現実や、それがわれわれの生活に及ぼす破壊的な影響を身をもって知っている。ささいな問題とは言えない」
ソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパは
「われわれはマンチェスター大司教の懸念を認識しており、深刻に受け止めている」と述べた。その上で「ゲームの制作に当たって必要な許可はすべて得ているが、11日にも大聖堂の責任者に連絡を取って詳細を確認する」とした。ソニー側は、ゲームはSFの設定で、敵は人間ではなく異星人だと主張している。
The Cathedral Manchester M3 1SX
2007年6月10日 | コメント (2)
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