『Max Payne 3』、最新トレーラーを公開
ロックスター・ゲームスは、PS3/Xbox360用ソフト『マックス・ペイン3』の最新トレーラーを公開した。日本では2012年春に発売を予定。
INTRODUCTION「マックス・ペイン3」では、ニューヨーク市警の元刑事、マックス・ペインの物語のその後が描かれる。トラウマとなった過去の記憶に苦しめられながらも、マックスはブラジルのサンパウロで裕福な実業家一家のボディガードを引き受ける。ほどなくして、その一家がギャングに狙われ、マックスは彼らを護るためにギャングと対峙することに。過去の汚名を返上し、長い間彼を苦しめ続けてきた悪夢から解放されるため、今再び、マックスの戦いが始まるのだ。
「マックス・ペイン3」では、これまでシリーズを制作してきたRemedy Entertainment社(レメディー・エンターテインメント)が「マックス・ペイン2」までに作り上げたものを世界中のロックスター・ゲームスの制作チームが引き継ぎ、スタジオの枠を越えたコラボレーションによって制作されている。最新版のNaturalMotion(ナチュラル・モーション)物理エンジンとさらに進化を遂げたロックスター・ゲームス独自のロックスター・アドバンスド・ゲーム・エンジン(略:RAGE)を利用することで、最新のテクノロジーによるシームレスで映画のようなアクションシーンを実現。その結果、武器の種類がさらに豊富に、かつリアルになり、自動カバーシステムやさらに熟成されたバレットタイムのシステムなど、ゲームプレイが格段に向上している。
伝説再びロックスター・ゲームスがレメディー・エンターテインメントと共同で「マックス・ペイン」第1作を制作したのは10年前、「マックス・ペイン2」も8年前のことだ。
伝説的なアクションヒーローであるマックスを、全く新しい、他に類を見ない手法で蘇らせることは、ロックスターにとってエキサイティングであり、かつ大きなチャレンジでもある。第1作の「マックス・ペイン」は、発売当時としては画期的なゲームであった。
TVゲームに初めてバレットタイムの概念が持ち込まれ、香港アクション映画のスローモーション手法がそれまでにない形でゲームに活用されたのだ。
舞台はニューヨークからサンパウロへ。「マックス・ペイン2」のドラマチックなエンディングでは、マックスはまだニューヨークにいた。今回の物語は、そこから始まる......。
マックスは前作よりも年齢を重ね、肉体的にも精神的にも衰えが見える。しかも、アルコールとペインキラーに依存し、廃人同様の生活を送っているという、これまで以上に寡黙なキャラクターとして登場するのだ。最愛の妻子を亡くすという、悲壮な過去に捕らわれたマックスは、ニューヨーク市警を辞め、アメリカを離れて富裕層専門のボディガードとして働く道を選ぶ。
近年成長著しいこの職業は、警察での勤務を続けられなくなった元刑事の最後の受け皿でもあるのだ。ブラジルのサンパウロにたどり着いたマックスは、裕福な不動産王一家の警護に付くことになるのだが......。
ロックスター・ゲームス最新作『マックス・ペイン3』「マックス・ペイン3」では、シネマチック・アクションシューティングゲームとして史上最高のクオリティを実現するというシンプルな目標に向かって制作を進め、細部の作り込みとこだわりは、目に見える部分でもそうでない部分でも、ゲーム全体を通して効果をあげている。
「レッド・デッド・リデンプション」が従来のオープンワールドゲームの限界を押し上げ、西部の風景を本物さながらの生命の息吹が感じられるものにしたように、また、「L.A.ノワール」が人間の表情のアニメーションの限界を押し上げ、新しいゲームプレイの形式を提案したように、「マックス・ペイン3」もまた、これまでのあらゆるゲームを超えるようなシームレスで映画的なゲーム体験を提供するだろう。
ローディングの完全排除や、ゲーム内の数百種類に及ぶシチュエーションそれぞれに対応して作られたアニメーション、最新の物理エンジンがマックスとその敵や周囲の環境との関わりをリアルに描き出す鮮烈なバレットタイムの描写など、ロックスター・ゲームスは「マックス・ペイン」シリーズのあらゆる面を改良し、新たな命を吹き込むことに専念している。
それはすべて、シリーズの伝統を受け継ぎながらも最高にシームレスで最後まで目が離せない作品を作り上げるためだ。究極の目標として、ゲームの見た目や動きが非常に滑らかであることはもちろん、プレイ感も同様にスムーズなものになることを目指している。
2012年3月16日 | コメント (0)
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