『ザ・キング・オブ・ファイターズXIII』、既存キャラの調整情報を公開
SNKプレイモアは、2011年に発売を予定しているPS3/Xbox360用ソフト『ザ・キング・オブ・ファイターズXIII』に登場する既存キャラの調整情報が公式ブログにて公開された。
システム
・【動】ハイパードライブモード(以下HD)発動中のNEOMAXのパワーゲージ消費量を2ゲージに変更。なお、通常時にNEOMAXを発動する場合は従来通り3ゲージ消費です。
ホア・ジャイ
・『ドリンク飲み』の全体フレームを調整。
・【動】立ち吹っ飛ばしの性能を変更。前進距離延長、下段無敵。
・【動】『強版ドラゴンテイル』の硬直を短くし、ヒット後さらに通常攻撃で追撃が可能。
・【動】『弱版ドラゴンバックブリーカー』を移動投げから、その場で投げる1F投げに変更。
・『弱版ドラゴンテイル』の発生を早くし、強攻撃からコンボになるよう変更。
・『EX版空中ドラゴンキック』のダメージを調整し、地上版と同様に3ヒットで154のダメージにしました。
・『EX版ドラゴンテイル』ガードクラッシュ値の低下。
山本P:『弱版ドラゴンバックブリーカー』が1F投げになっていたりと大きく性能が変化しています。『ドリンク飲み』の硬直時間も変わっているので、もしかしたら『ドリンク飲み』をコンボに組み込むことができるかもしれませんね。
二階堂 紅丸
・『フライングドリル』の硬直を短くし、通常技で追撃が可能になるよう調整。
・【動】『EX版雷靭拳』を単発技に変更。ヒット時は空中ヒットになり追撃可能。また、相手キャラクターが空中で一定時間停止するので各種必殺技での追撃やダッシュで画面端に押すといった行動が可能。
・【動】『EX版空中雷靭拳』の維持時間延長。また、ヒット間隔がAC版に比べて長くなりました。設置系の必殺技のような使用が可能。
・HD中限定ですが『フライングドリル』始動のコンボを行うことも可能です。
・【動】『EX版紅丸コレダー』のヒット数減少。これによりコンボ補正がほとんど無いままコンボ始動に使用できます。
・【動】NEOMAXの発生を早くし、MAXキャンセルのタイミングを変更。なお、攻撃時までに無敵時間が切れるので注意が必要。
・『強/EX版スーパー稲妻キック』のダメージ増加。根元ヒット時に強版は70⇒100、EX版は135⇒192。
・『紅丸コレダー』空振り時の硬直を短くし、強攻撃からキャンセルで行うとガードされてもほとんど反撃されないようになっています。
・『EX版居合い蹴り~反動三段蹴り』のダメージを263⇒219に減少。
山本P:AC版であまり使用されていなかった必殺技をまんべんなく使用できるように調整しました。
特に『EX版紅丸コレダー』や『EX版雷靭拳』は追撃ができるため使う機会が増えると思います。『EX版空中雷靭拳』を設置した連携を考えてみるのも面白いかもしれません。NEOMAXは無敵時間こそありませんが発生スピードがかなり速くなっているので色々使い方を考えてみるのも面白いと思います。
クラーク・スティル
・【動】特殊技『ステップ』の移動速度を上昇。
・【動】『弱版スーパーアルゼンチンバックブリーカー(以下SAB)』を全身ガードポイントの遅い投げに変更。
・『EX版SAB~フラッシングエルボー』をスーパーキャンセル対応にしました。
・『EX版ガトリングアタック』の無敵時間を攻撃発生と同時に無敵が切れるよう短縮。ただし飛び道具に対しては攻撃発生後も無敵状態。
・『強、EX版ガトリングアタック』を相手ガード時派生投げが出ないよう変更。
・【動】『バルカンパンチ』の出だしを別技でキャンセルできるよう変更。これにより近距離HP2段目→バルカンバンチ→SABといったコンボなどが可能。
山本P:投げキャラらしく投げを強くする方向性で調整しています。『弱版SAB』の性能変更でステップを利用した連携や1F投げからのスーパーキャンセルと投げキャラらしい攻めが出来ると思います。
不知火 舞
・『花蝶扇』の発生を早くし、硬直時間を短縮。
・【動】『浮羽』の軌道、硬直時間を調整。
・【動】『ムササビの舞(地上)』の移動中に『浮羽』でキャンセルが可能になるよう変更。
・【動】LK→HKの連携攻撃を追加。HD始動や牽制からのダメージ強化として使用可能。
・【動】『EX版空中超必殺忍蜂』の追加。攻撃発生後まで無敵状態。
・屈みHPのキャンセル受付時間を増加。
・『弱版龍炎舞』の攻撃判定を上方向に強化。
・【動】NEOMAXの発生が早くなり、三角飛び前から時間停止が発生するようになっています。
山本P:「くの一」という個性を生かすため、空中技を中心としてよりトリッキーに戦えるように調整を行いました。『浮羽』を使った連携で相手を惑わし連携攻撃や屈みHPのヒット確認からダメージをとるといった戦法が有効です。またNEOMAXもかなり強化されているのでぜひ使ってみてください。
レオナ・ハイデルン
・【動】『ボルテックランチャー』のガードクラッシュ値を低下。
・単発版『ストライクアーチ』の発生早くしました。
・【動】『強版Vスラッシャー』の移動角度を調整。弱版は手前、強版は奥と使い分けがより明確になりました。なお、『EX版Vスラッシャー』はAC版より変更無し。
・『グランドセイバー』ガード時の硬直増加。強版で五分の硬直差。
・『ムーンスラッシャー』をガードさせた時のヒットバックを短く変更。弱、強、EX版ともに反撃を受け易くなっているので注意が必要。
・『EX版Xキャリバー』の発生を早くしました。ただし通常技、特殊技からコンボにはなりません。
山本P:『グランドセイバー』や『ムーンスラッシャー』が反撃を受け易くなっているので注意が必要です。『EX版Xキャリバー』を使った連携や『ストライクアーチ』で揺さぶりをかけて相手を崩していくといった戦い方を想定して調整しました。『強版Vスラッシャー』の突進力も強化されているので飛び道具や空中戦と様々な場面で戦えるキャラクターになっています。
タクマ・サカザキ
・ジャンプ吹っ飛ばしの発生を早くしました。
・スタン値の調整。
・【動】『EX版極限虎煌』の発生を早く、硬直を短く変更。ただし通常攻撃、特殊攻撃からコンボにはならないので注意が必要。
・【動】『強版龍虎乱舞』の発生を早くしました。弱版に比べると発生は遅いですが無敵時間が攻撃発生後まであります。
・『弱版飛燕疾風脚』のダメージを70⇒50に減少。
山本P:AC版に比べスタン値が減少していますが、それでも他キャラに比べスタンを発生させ易いキャラクターになっています。また、上記には書いていませんが『弱版飛燕疾風脚』以外の必殺技のダメージ値が上昇しており、攻撃力はかなり高めのキャラクターになっています。
空中戦に強いジャンプ吹っ飛ばしや無敵性能の『強版龍虎乱舞』など、色々強化されているのでぜひ使ってみてください。
マチュア
・【動】『エボニーティアーズ』の発生を早くしました。ヒット時に追撃が可能。
・【動】『弱版メタルマサカー』を1ヒット技に変更。
・【動】『EX版デスロウ』が屈み状態の相手にヒットした際、のけぞるように変更。1~4ヒット間に屈み状態の相手でも『強版メタルマサカー』をドライブキャンセルすればコンボになります。
・『EX版デスペアー』相手が屈み状態でも裏に移動しないよう変更。
山本P:『エボニーティアーズ』がかなり使い易くなっています。また『弱版メタルマサカー』が1ヒットに変更され、コンボ補正を受けにくくなっていますので、速い展開の試合にもっていくのも面白いかもしれません。
シェン・ウー
・【動】『激拳(フェイント)』の硬直を減少。キックボタンを押すタイミングが早すぎるとフェイント失敗になるので注意が必要。
・『激拳(最大ため)』のガードクラッシュ値をガードゲージ半分程度のクラッシュ値に減少。
・【動】『弾拳(投げ)』の発生を遅く調整。弱、強版には無敵時間がない為、注意が必要。但し、ドライブキャンセル対応になった。
・【動】『弾拳(弾き)』成功時にパワーゲージが増加するように変更。ただし、ドライブゲージは増加しません。
・『EX版伏虎撃~降龍撃』をガードされたときの硬直時間を増加。確定反撃を受けます。
山本P:『弾拳(弾き)』、『弾拳(投げ)』など、『弾拳』を大きく調整しました。『弾拳(投げ)』は1F性能ではなくなっていますが、ドライブキャンセルが可能になり追加ダメージを与えることが可能になりました。『激拳(フェイント)』は硬直を減少させましたのでフェイントを使った連携等で攻めを継続しやすくなっています。
システム
・ジャンプ通常攻撃ののけぞり時間を短縮。また空中必殺技の発生も全体的に早くなっており、ACでできた空中攻撃をキャンセルしてのコンボはそのまま使用可能。
エリザベート・ブラントルシュ(動画では新キャラクターカラーを使用)
・『エタンセル』のゲージ増加量の減少。
・『EX版レヴェリー・ジェレ』成立時の硬直時間を増加、通常攻撃始動での追撃は出来ないので要注意。但し硬直中は必殺技でキャンセルが可能。
・『EX版レヴェリー・スエテ』、『EX版レヴェリー・プリエ』を追加。移動中は無敵状態となり必殺技以上でキャンセルが可能。キャンセルした必殺技は自動的にノーゲージでEX版(超必殺技は通常と同じ)になります。
・【動】『グラン・ラファール』のダメージを200→150に減少。
・『ノーブル・ブラン』の無敵時間増加。
・『EX版ノーブル・ブラン』の当たり判定を全段当たりやすく調整。これにより画面端にて全段ヒットするようになりました。
・【動】『グラン・ラファール』のMAXキャンセルのキャンセルポイント増加。
山本P:『EX版レヴェリー・スエテ』『EX版レヴェリー・プリエ』の追加により攻撃の幅が広がりました。『ミストラル』と合わせて移動投げのような使用方法もできるので色々試してください。
『グラン・ラファール』はダメージが単発ヒットで150と減少していますが、MAXキャンセルが初段以外でも可能になりました。また『ノーブル・ブラン(EX版含む)』もMAXキャンセルも対応しており、コンボのフィニッシュで使用する等、様々なシチュエーションで使用可能です。
テリー・ボガード
・【動】屈みLP→屈みHPの連携攻撃を追加。キャンセル可能。
・【動】『バスターウルフ』の突進スピードをEX版と同様に調整。無敵時間に変更は無いので要注意。
・遠距離HKの硬直時間を減少。
・立ち吹っ飛ばしの攻撃判定時間を増加。
・【動】『トリニティーゲイザー』の当たり判定を3ヒットしやすいよう調整。
山本P:通常技を中心に調整を行いました。連携攻撃の追加により安定したコンボが出来るようになりました。また、通常技の強化により攻撃のアクセントが増えました。
目玉は『トリニティーゲイザー』の当たり判定が調整されていることと、3ヒット後は画面端付近ならさらに追撃が可能なことです。
大門 五郎
・屈みHPの硬直時間を減少。
・『切り株返し』非成立時の硬直を減少。ガード時にヒットバックは発生しません。
・【動】『EX版超受け身』の移動中を必殺技以上でキャンセル可能に変更。無敵状態から投げに移行可能。
・【動】『切り株返し』、『雲つかみ投げ』成立後ドライブキャンセル可能に変更。
・【動】スーパーキャンセル版『地獄極楽落とし』を追加。
・【動】『EX版超大外刈り』の空振り時の硬直を減少。
山本P:「より柔道家らしく」をコンセプトに掴み技を中心に強化しました。特筆すべきはスーパーキャンセルを使用する必要がありますが、様々な掴み技から『地獄極楽落とし』がコンボになったことです。
HDコンボを掴み技だけで構成することもできるのでぜひ試してみてください。
ジョー・東
・【動】『スライディング』ヒット後、追撃判定が残るように変更。上記記載の通り『爆裂拳』以外ではキャンセルはできませんが、HD発動を使った追撃は可能。
・【動】『EX版スクリューアッパー』ヒット時に竜巻がその場に停滞するように変更。画面端でも反確等の心配がなくなりました。
・【動】『スライディング』が『爆裂拳』でキャンセル可能に。但し他の必殺技ではキャンセルできませんので要注意。
・【動】『スラッシュキック』をドライブキャンセル対応に変更。
・『EX版タイガーキック』の発生を早く調整。前方向に強い無敵技になっています。
・『スクリューストレート』の発生を早く調整。但し無敵性能はなく、また飛び道具の弾数制限が適応されます。
山本P:『スライディング』は『爆裂拳』以外でも追撃はできるので『スライディング』始動のHDコンボや持続当てからの追撃なども試してください。
他には『EX版スクリューアッパー』のヒットが変更されたので画面端でも安心して使えます。また、MAXキャンセル時の演出も少し変更しました。
リョウ・サカザキ
・『虎煌拳』の前進距離増加。
・【動】『上段受け』、『下段受け』全体フレームを短く調整。『下段受け』は特に短くなっているので本来用途の受け以外にも連携として使用可能。
・【動】『強版暫烈拳』のヒット後の硬直時間を減少。画面端なら『弱版虎煌拳』等で追撃が可能。
・【動】単発版『氷柱割り』の発生を早く調整。
・『弱版虎砲』の上昇時間/攻撃判定持続時間を短く調整。但し全体時間も減少している為、小回りが利くようになりました。
・【動】『弱虎砲』をドライブキャンセルで追撃が可能となるよう調整。
・『覇王翔吼拳』の発生を早く調整。飛び道具対策や強攻撃のコンボに使用できるようにありました。
山本P:「無敵の龍」の名の通り防御面を中心に強化。リョウにしかない特殊技『上段受け』、『下段受け』のが大幅に調整されています。特に『下段受け』は『上段受け』よりも硬直時間が短く調整されており、防御手段以外でも攻撃の硬直減少に使用できます。
また、『弱版虎砲』の全体時間が減少されたことによりHDコンボの繋ぎ等に使用できるようになったのでこちらもおためしあれ。
アンディ・ボガード
・【動】ノーマル(大)ジャンプHKのめくり性能を強化。
・【動】近距離HPを2段攻撃に変更。初段にノックバック判定がない為、『平手打ち』が安定してコンボになります。
・【動】LK→HKの連携攻撃がキャンセル可能に。
・【動】『超裂破弾』のダメージを162→198に増加。
・『EX版空破弾』の無敵時間を削除。
・【動】『超・神・速・斬影拳』の発生を早く調整。
山本P:連携攻撃のキャンセルや近距離HPの2段技への変更、めくり強化など始動技を中心に強化しています。特に近距離HPから『平手打ち』が空振りする心配がなくなったので安心して使ってください。
また『超・神・速・斬影拳』の発生が強化されており、まさに「超・神・速っ!!!」ですので必見!
麻宮 アテナ
・【動】キャンセル版『フェニックスボム』の性能を変更。軌道を変更し、屈み状態の相手に強攻撃キャンセルからコンボになります。
・【動】『弱版フェニックスアロー』の硬直時間を減少、但し相手ののけぞり時間も減少しましたので要注意。
・【動】『EX版サイコテレポート』の移動中を必殺技以上でキャンセル可能に変更。AC版では後半部分にのみドライブキャンセルが可能でしたが家庭用では移動中に通常のキャンセルを可能としました。
・立ち吹っ飛ばしの発生を早く調整。
・【動】『シャイニングクリスタルビット』が発生時に後ろに下がらないように調整。
山本P:『弱版フェニックスアロー』の硬直差ですがガード時で通常攻撃での反撃は受けない硬直差になっています。相手ガード時の心配が軽減されたことにより、性能が変更された『フェニックスボム』と合わせての使用等が効果的かもしれません。
他にも立ち吹っ飛ばしの強化や『シャイニングクリスタルビット』の調整などアテナ使いにはうれしい調整内容になっています。
八神 庵
・【動】単発版『外式・杭』の攻撃判定を強化。コマ投げからの追撃がより安定するようになりました。
・【動】『強版衝月』の前進距離を増加。
近距離HP→『外式・夢弾』からほとんどの状況で連続ヒットします。
・【動】『八稚女』(EX含む)を受け身不可能に変更。
以前紹介した「炎庵」と異なり、起き攻めがしやすくなっています。
・『EX版衝月』の無敵時間を削除、ただし足元は無敵です。
・『強版明烏』のガード時の硬直時間を減少。通常攻撃での反撃は受けません。
山本P:『強版衝月』のリーチが伸びたことと『強版明烏』の硬直時間軽減により連携やコンボが強化されています。
また『八稚女』が受け身不能となった為、いかに起き攻めを行うかが重要になってくるかも。弾抜け可能な『EX版明烏』や無敵時間の長い『EX八稚女』など「炎庵」と異なるプレイスタイルが可能なように調整しています。
AC版とは一味違う、「爪庵」をぜひお楽しみに。
2011年10月20日 | コメント (0)
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