ゲーム専用機は無くならない。PS VitaについてSCEの吉田修平氏へのインタビューが公開
4Gamer.netにて、SCEワールドワイド・スタジオ(SCE WWS)プレジデントの吉田修平氏へのインタビューが公開された。
PlayStation Vitaや、ニンテンドー3DSの値下げについてなど気になる話も登場。
6月の「E3 2011」でついに正式名称が発表され,29,980円(税込)(3G/Wi-Fiモデル),24,980円(税込)(Wi-Fiモデル)という想定外の価格設定も話題を呼んだ"PlayStation Vita"(以下,PS Vita)。処理能力の向上は言うに及ばず,タッチスクリーンを兼ねた高解像度の有機ELディスプレイや背面タッチパッド,高感度のジャイロセンサー,ネットワーク機能,本体前面の左右に搭載された2つのアナログスティックなど,PS Vitaは,ゲーム機として欲しいと思われる機能を惜しげもなく詰め込んでいる――そんな印象を受ける製品である。しかし一方では,iPhoneやAndroid携帯など,いわゆるスマートフォンが世界を席巻し,新聞や経済誌を見れば,「もはやゲーム機の時代は終わったのでは」という論調さえ目立つ昨今。本当にゲーム機は必要なくなってしまうのだろうか。汎用機で動くゲームがあれば,それで十分――そんな時代へと移り変わってゆくものなのだろうか。
そんな疑問が頭から離れない中で,今回4Gamerは,SCEワールドワイド・スタジオ(以下,SCE WWS)プレジデントの吉田修平氏に話を伺う機会を得た。吉田氏といえば,SCEI(Sony Computer Entertainment Inc.)の設立メンバーの一人として,「プレイステーション」ビジネスの立ち上げから参画している人物であり,現在はSCE WWSのプレジデントとして全世界のソフトウェアタイトル制作の指揮を取る,SCEIの中心人物の一人である。
ゲーム機ならではの面白さや魅力,ひいてはPS VitaやPlayStationファミリーが目指す次世代のデジタルエンタテインメント......それらは,一体どういったものなのだろうか。吉田氏へさまざまな質問を投げかけながら,改めてゲームの価値,ゲーム機の価値を考え直してみた。
2011年8月16日 | コメント (0)
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