PS3システムソフトウエア開発者へのインタビュー公開。リモートプレイでPS3起動へ?
AV WatchにてPS3のシステムソフトウエアの可能性について、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE) CTOの川西泉ソフトウェア・プラットフォーム開発本部長と、AV関連機能の開発を統括する、ソフトウエアプラットフォーム開発本部の縣秀征課長のインタビューが公開された。
気になる所をゲーム中心でピックアップしてみるた。
Xbox 360では、ハードディスク内やLAN経由で繋がれたパソコン内にある音楽ファイルを、ゲーム中に、ゲームのBGM代わりに鳴らす機能がありますが対応はいかがですか?
川西:現状のシステムソフトウエアには、その機能が組み込まれています。ゲームの側で対応してもらえれば、使えますよ。そのうち、そういう機能を持ったゲームも出てくるのではないでしょうか。
その辺は音楽だけでなく、静止画や動画についても同じですね。ゲーム内からの利用が可能です。
いろんなファイルを再生できる様に、と考えるならば、WMVとDivXへの対応が必要ではないかと思うのですが。
川西:どちらも、特定の会社さんが利用しているファイルなので……。業界のスタンダードな規格というわけではないので、時期を見て対応を検討したい、というところでしょうか。
リモートプレイについて。狙うところは、できれば外からゲームをやってもらう、ということですか。
川西:そうですね。リモートプレイをゲームの中で活かせるようなSDKも、ゲームメーカーに公開しているので、そのうち使ったゲームが出てくるでしょう。
たださすがに、どんなゲームでもできるかというと、そういうわけではありません。遅延があるので、アクション性の低いゲームや、カジュアルゲームがメインでしょう。
現状のリモートプレイの、最大の問題としては、自宅を出る時にPS3を付けっぱなしにしないといけない、ということがあります。ちょっと現実的ではない。解決方法はありますか?
川西:まあ、楽しみにしててください(笑)。それができないと、やった意味ないですよ。
現在の、システムソフトウェア開発のスパンは?
川西:四半期に1回大きなものを、というイメージです。このくらいが、開発の体力的にはいいかな、と思います(笑)。
2007年6月14日 | コメント (0)
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