スクウェア・エニックス田中氏「次世代MMORPG」はまだまだ
2005年のE3でイメージ映像が流されたFFチックな雰囲気の「次世代MMORPG」だが、次世代機の遅れによって、当初予定していたよりも遅れた事が明かされた。
編: 話がそれますが、田中さんのチームで同時並行して開発が進められている「次世代MMORPG」の進捗はいかがでしょうか?
田中氏: そちらも鋭意作ってはいるのですが、やはり次世代機向けということで、制作体制そのものから見直さなくてはいけないような部分が多々あって一筋縄ではいかないですね。
編: それは、ターゲットプラットフォームであるWindows VistaやDirectX 10の内容に誤算があったということでしょうか。
田中氏: そういうことではないですね。PS3やXbox 360、それとWindows Vistaも、当初予定していたよりも遅れました。それによって、開発環境もずれこんだというところです。
編: GDCでもマルチコアの活用法が注目されていましたが、そうした新ハードへの対応の影響もあるのでしょうか?
田中氏: もちろんそれは使いこなさないといけません。元々、FFXIもマルチスレッドで作っていますので、あまり作り方に大幅に変化はないです。やはりグラフィック面での作り方が影響していますね。
編: いつぐらいにユーザーに届けられるでしょう
田中氏: それはちょっとまだお答えできません(笑)。動きがありましたらお知らせします。
・「ファイナルファンタジー XI」開発者特別インタビュー(後編)「アトルガンの秘宝」の今後の展開と、「FF XI」のゆくえを聞く
2007年4月18日 | コメント (0)
« 欧州PS3は約80万台売れスタート成功を宣言 | Main | カプコン、3月期業績予想を上方修正 »