PS3出荷台数予定に変更なし。
ソニーの中鉢良治社長は14日、ロイターなどとのインタビューに応じ、ゲーム子会社のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が11月に発売した新型ゲーム機「プレイステーション(PS)3」について、年内200万台、年度内600万台とする当初の出荷計画の達成は可能との認識を示した。PS3は現在、店頭で品薄状況が続いており、年末商戦で競合する任天堂や米マイクロソフトに出遅れるとの懸念も出ているが、中鉢社長は、基幹部品の量産が想定のレベルにまで引き上がっており、出荷数量については問題ないとしている。
PS3は、中核部品の一つである「青色半導体レーザー」の量産の遅れにより、欧州での発売が11月から来年3月に延期された。先行発売した日本や北米でも品薄が続いている。この点について中鉢社長は「ブルーレーザーの量産で時間を要したのは事実だが、現在では、所定の(歩留まり)レートに達している。年内200万台、年度内600万台の出荷目標は射程距離内で変更する必要はない」と明言した。
2006年12月14日 | コメント (0)
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