VITAタイトルで、とうとう 「来た!」 と呼べる作品になっている。稲船氏『ソウル・サクリファイス』の体験版を語る
ゲームクリエイターの稲船敬二は、2012年12月20日に配信を開始するPS Vita用ソフト『ソウル・サクリファイス』の体験版の見どころを自身のブログに掲載した。
ソルサク体験版の見どころ
ソウルサクリファイスの体験版が今月20日と決まり、あと一週間。
期待してくれているユーザーたちにもう少しで届けられる。
でも、一番この体験版を期待しているのは、俺だったりするけどね。
待ちに待ったコンシューマのタイトル。 2年間の想いの詰まったタイトルなんでね。
ユーザーの手に渡り、プレイしてもらえる喜びは本当に言葉に出来ない。
で、今日は、この体験版の見どころ感じどころを稲船が特別に教えちゃおう。
今回のソウルサクリファイスの素晴らしい点はいくつもあるけど、ここに注目して欲しい。
まず第一に「音楽」
みんなバトルシステムばかりに注目しているようだが、それは当然新しいし、爽快だし、やり応えタップリだ。
しかし、そのバトルを盛り上げるのは「音楽」
携帯ゲーム機のVITAなんで、ついつい音には注目しずらいかも知れないけど、この作品は音楽が耳に残る。 ヘッドセットでのプレイが必須かもって感じだ。
とにかく壮大で素晴らしい音楽がこの世界観をより際立たせてくれている。
俺、最初に音楽の入ったロムでプレイした時は鳥肌が立ったよ。
今までで関わったゲーム音楽で大好きなのが「ロックマン2」と「鬼武者」なんだけど、この2作品を超えたかもしれない。
ゲーム音楽と言うには豪華すぎるようにも思うよ。
なので、体験版をプレイするみんなは是非「音楽」に注目して欲しい。
次に「ストーリー」
魔物を倒してプレイヤーを強くしていくゲームだと思っていたら大間違い。
いや、間違っていないが、それだけにはとどまらない。
救済するのか?生贄にするのか?なんてどっちの方が有利だの不利だの機械的に決めることの出来ないほどの深いストーリーが語られる。
バトルがしたくて新しいステージを目指すのではなく、ストーリーの先が知りたくてバトルに挑んで行く自分にみんなは気付くだろう。
ただのお飾りの物語が語られていくようなゲームではない。
今回の体験版のストーリーは、はかなく、物悲しく、重苦しいのもだけど、決して後味の悪いものではない。
このゲームのコンセプトが明確に提示できているストーリー。
このシナリオを書いたディレクターの大きな才能を実感してもらえるものだから期待していて欲しい。
その次が「バトル」だ。
いうまでもなくバトルは、魔法使い全開で、スピード感も破壊力も半端なく表現がなされている。
とにかくストレスの感じない動きと豪華なエフェクトによる効果が絶大だ。
まあ、あくまで供物を犠牲に魔法を使うから供物は大切に使え。
気持ちいいからってガンガン攻めてたら、供物は直ぐに無くなってしまうからね。
あまり体験版の配信前に余計な情報があり過ぎるのも混乱するから、このあたりにしておくけど、とにかく体験版ってレベルはとうに超えているから、遊びつくして3月7日の発売に備えて欲しい。
セーブデータ引き継ぎなどもあり、無駄は一切ないんで、遠慮なくやり込んで欲しいと思うよ。
マルチプレイも楽しいけど、シングルプレイでもハマってもらえると信じているよ。
あと一週間。 ワクワクどきどき、本当に楽しみで仕方ない。
で、体験版をプレイしたみんなは、忘れずに意見を寄せて欲しい。 制作期間は残り少ないけど、反映出来ることはとにかく反映させられるよう努力するんで、良いも悪いも意見をよろしく。
VITAタイトルで、とうとう 「来た!」 と呼べる作品になっていると俺たちスタッフは信じてます。
是非楽しみにしていてください。
[ブログ]
発売日:2013-03-07
参考価格:¥ 4,890
超魔法バトルアクション、誕生。
・内容解説
超大作リアルファンタジー・マルチプレイアクションが、PlayStation(R)Vitaに登場! !
牢獄に囚われ生贄にされるのを待つ青年の前に、突然姿を現した一冊の「本」。
その本には魔法使いと魔物との壮絶な闘いが記され、読む者を本の中へと誘う不思議な力を秘めていた。
魔法使いとなった青年は、「犠牲」と「代償」を魔法の力の源として魔物たちとの闘いに挑む。
時には身体の一部や生命までも「生贄」にする最強の「禁術魔法」を使う覚悟が必要になることも。
最大4人で魔物と闘うマルチプレイでは、様ーな魔法を駆使した連携バトルだけでなく、
窮地に追い込まれた仲間を目の前に「生贄」と「救済」の選択を強いられる。
これがリアルなファンタジーであり、魂の共闘だ。
マルチプレイアクションゲームの常識を打ち破る”超魔法バトルアクション、ここに極まる!
コメントを送信