PS4に久夛良木氏、「こういうふうになるのか。長生きはするもんだなと。」


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6月27日、サイバーエージェント・ベンチャーズにて「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾(十)」と題したトークセッションが行われその内容が公開された。

最後に黒川氏から2人に対して、次世代ゲーム機であるPS4についてコメントを求めた。久夛良木氏は、E3での発表をネットで見たようで、「こういうふうになるのか。長生きはするもんだなと。親がいなくても子供が育つのかなという、不思議な感覚を持った」と一言。

 もともと初代PSの発売日にはPS2が、PS2の発売日にはPS3のプロジェクトが動いていたことを明かした丸山氏。そしてPS3が発売されるころ、久夛良木氏に対してPS4について聞いたところ「PS4はもう自分ではない」と回答されたという。このことについて久夛良木氏は、もともとPS3のころに“ネットに溶かす”構想を持っていたからだという。クライアントとなる専用の機器がいらずに、全てネットワーク上で処理を行い動作する、今でいうところの“クラウド”にあたる環境になるから、そのような発言をしたと明かした。2008年ごろの当時はクラウドのような構想は理解されなかったとし、PS3の時代に実現したかったとも語った。

 久夛良木氏は、構想していたスピードや時期からはズレがあったものの、同じような考えを持った人が世界中にいたからこそ、当たり前のようにネットで繋がる時代になった。そしてユーザーは単体ハードによるプラットフォームではなく、ネットとアプリケーションで繋がる時代、ネットがプラットフォームになってと主張する。「そこでどんなコンテンツ、エンターテイメントを作り出すかは、みんなの一大イベント。長生きして良かったなと思うぐらいのソフトを作って楽しませてほしい」(久夛良木氏)と、未来に期待を寄せていた。

プレステの中核を担った久夛良木氏と丸山氏が見た“日本のエンターテイメントの生きる道”


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